山形県内の小学生児童とその保護者を対象にした「発見!酒田みなとの探検隊」が7月2日、酒田港周辺で開催され、参加者は、みなとの学習や山形県酒田海洋センターの見学、消波ブロックお絵かき体験、高砂コンテナヤード特別見学などを通じ、地域の港と海への理解を深めました。このうち定期旅客船に乗る行程は荒天による欠航のため中止となりましたが、50名もの親子が参加する賑やかな行事となりました。
みなとの学習では、日本では貿易の90%以上が港湾を利用していることや、酒田港に入港する船の種類、防波堤の役割などを学びました。海洋センター見学では、酒田港の歴史、船舶、水産、航海、税関業務などに関わる模型やパネルを見ながら、身近な港と海の大切さを改めて感じてくれたようです。
消波ブロックお絵かき体験では、2台のバスに分乗して酒田港北港地区のブロックヤードに降り立った親子が、50tのブロックを間近に見ながら、大きさや役割の説明を受けました。その後、24色のクレヨンでそれぞれの夢、魚や花など好きなものを思い思いに描きました。
高砂コンテナヤード特別見学では、通常は立ち入りできないふ頭内を見学し、コンテナクレーンやリーチスタッカーの大きさを実感しました。その後、税関の業務についての説明を受け、マスコットキャラクターとの交流や記念撮影などを行いました。
(主催:山形県、山形県港湾協会、NPO法人酒田港女みなと会議、共催:国土交通省東北地方整備局酒田港湾事務所) |